読書の秋

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今日は、おばちゃんの読書の話をするのよね。

おばちゃんと読書

おばちゃんは子供の頃、読書は大嫌いだったのよね。
家に本棚もなくて、家族の中に本が好きな人がいなくて、本に触れる機会も少なかったのよね。
文字がいっぱい書いてあるのを見るだけで眠くなってくるのよね。

運命の本


読書が楽しいと思うようになったのは小学4年生の時、母にプレゼントしてもらった「宇宙からきたかんづめ」という本と出合ってからなのよね。
それまでは一冊読み切った本はなかったのに、この本は面白くてスルッと読めたのよね。
おばちゃんは読書はムリな人だと思っていたから、びっくりしたのよね。
それから、いろいろな本を読むようになったのよね。
おばちゃん本は雑食なのよね。
興味があるものは何でもチャレンジするのよね。

宇宙からきたかんづめ

佐藤さとるさんによるSF童話の短編集なのよね。
12編のファンタジー作品が収録されているのよね。
フォア文庫から1982年に発売されたのだけれど、今読み直しても古い感じがしないし、面白くてスルスル読めるのよね。
スーパーマーケットで手にしたパイナップルのかんづめから不思議な声が聞こえてくるっていう身近なところで起きる不思議なことが共感しやすいし、自分に置き換えて考えるのが楽しいのよね。

転機の本

おばちゃんは飽きっぽいので好きな本のジャンルや作家さんはその時々でブームがあって変わっていくのよね。
最近は読書にあまり時間をかけられないし、でも本を読むときは一気に一冊読みたいので、手軽に読めるライト小説を読んでいるのよね。その中でもTL(=ティーンズラブ)ものを読むことが多いのよね。
TLものを読むようになったきっかけは、エブリスタの「溺れる獣と甘い罠」なのよね。
これが面白かったのでいろいろ読みたくなったのよね。

溺れる獣と甘い罠

エブリスタで連載していた松崎真帆さんの作品なのよね。
小説がRay文庫で全3巻、漫画がジュールコミックスで全3巻発売になっているのよね。
なんでこの作品が好きかというと、同僚同士の微妙な関係の感情表現がうまくて作品の登場人物に感情移入して読むことができたのよね。
それから、面白いのが彼氏目線の作品とライバル女子目線の作品もあるのよね。
そして彼氏目線の作品も文庫化されているのよね。

ヒーロー文庫から「青海間司」の名前で全2巻発売されているのよね。
エブリスタの彼氏目線の作品よりちょっと脚色されているけれど十分楽しめるのよね。

「溺れる獣と甘い罠」と「恋愛ヒーロー」は時系列が同じだから比べながら読むと面白いのよね。

まとめ

いろいろな本を読むようになったけど、未だに合わない本は2、3ページ読むと眠くなるのよね。
だから、今、読書が苦手な人はまだ自分の運命の本に出合っていないだけだと思うのよね。
おばちゃんは古い人間だから紙の本が好きだけど、今は「エブリスタ」とか「小説家になろう」とか無料で手軽に読めるサイトがたくさんあるから読書は苦手と決めつけないでほしいのよね。
世の中にはいろいろな読者さんがいて、いろいろな作家さんがいるのよね。
必ず、眠くならずにスラスラ読める運命の本があるはずだから、いい出合いがあるまでチャレンジしてほしいのよね。



ようやく涼しくなってきたので、秋の夜長にゆっくりと読書はいかがかしらなのよね。

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